2.人農地プランの実質化について
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき、地域農業における中心経営体、地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表するものです。
人・農地プランを真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、アンケートの実施、アンケート調査や話合いを通じて地図による現況把握を行った上で、中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を作成することにより、人・農地プランの実質化を図りましょう。(農林水産省HPより)
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3.活動内容
全国農業新聞記事
山形県の現在の状況
れいわスタートダッシュ通信
研修会の開催
※研修会での新型コロナウイルス感染拡大防止について
農業ファシリテーター養成研修会第4回・第5回は「コロナウイルスの感染拡大対策を実施しながらの話し合い活動の研修会」としても位置付けて、万全の対応に努めて実施しております。
1.ファシリテーター研修会を開催!
山形県農業会議では、人・農地プランなどの地域の話し合いが円滑に進むよう、合意形成型会議の研修会を実施しました。(11月に基礎編、12月に応用編)研修会は、(一社)会議ファシリテーター普及協会より講師を迎え、農業委員・推進委員・農業委員会事務局職員が参加。参加者が、実際に現場でファシリテーター(会議の進行役)としての技術の習得を目指し、ワークショップ方式による合意形成型会議を体験しました。
ファシリテーターとは?
「ファシリテーターとは会議の”議長”のことをいう。ただし、今までの議長とは違い最先端のスキルをもっている”新しい型の議長”のことを言う。とくに、会議ファシリテーター普及協会ではファシリテーターの定義を「参加者の主体性を引き出す進行役」とか「楽しい会議の進行役」と定義している。つまり、今までの議長のように、たんに結論を出せばいいというのではなく、結論をだす話し合いの中で、参加者のやる気を引き出すようなスキルをもった進行役のことをいう。」
2.農業ファシリテーター養成研修会を開催!
山形県農業会議では、地域での話し合い活動を推進するため、合意形成型話し合い方式におけるファシリテーター(進行役)のスキルを活かし、「地域に開かれた農業」を推進する、「農業ファシリテーター」を養成していくことを目指して、農業ファシリテーター養成研修会を開催しました。
農業ファシリテーターとは?
農業ファシリテーターとは、”地域に開かれた農業の推進を担う人”のこと。そのために、たんに農業について学ぶだけでなく「対話のスキル」と「まちづくりのスキル」の二つを身に付けた人のことを言います。
*いま、全国で”対話のスキル”であるMFAメソッドを学ぶ2日間の「スキルマスター研修」が開催されていますが、農業ファシリテーターは「対話のスキル」だけでなく「まちづくりのスキル」も学ぶことが特徴で、5回の研修を受けた人は「農業ファシリテーター(初級)」の認定書がもらえます。
第1期研修会日程
開催日 | 研修会名 | ||
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第1回 | 令和2年2月10日(月) | 「地球に開かれた農業のスキル」 | |
第2回 | 令和2年2月25日(火) | 「MFAメソッドのスキル(初級編)」 | |
第3回 | 令和2年3月2日(月) | 「対話による協働のまちづくりのコツ」 | |
第4回 | 令和2年8月11日(火) | 「MFAメソッドのスキル(実践編)」 | |
第5回 | 令和2年9月8日(火) | 「対話型説明会の極意」 |
第2期研修会日程
開催日 | 研修会名 | ||
---|---|---|---|
第1回 | 令和3年3月2日(火) | 「MFAメソッドのスキル(初級編)」 | |
第2回 | 令和3年3月16日(火) | 「MFAメソッドのスキル(実践編)」 | |
第3回 | 令和3年3月23日(火) | 「対話による協働のまちづくりのコツ(初級)」 | 延期 |
第4回 | 令和3年3月30日(火) | 「対話による協働のまちづくりのコツ(中級)」 | 延期 |
第5回 | (調整中) | 「地域に開かれた農業スキル(特に中山間地まちづくりについて)」 | 延期 |
参加者の声
これまで会社で受けてきた研修とは違い、思いっきり感動?しました。一連の流れから、もしかしたら少しはできるようになるのではと思いました。参加して、最後まで受講しようと思ったとこでした。よろしくお願いします。(Sさん)
山形の農地の未来のために、
まずは地域でこんな「話し合い活動」をしてみませんか?